この記事では実際に筆者が高校生の時にやっていた勉強方法を紹介します。
この記事で分かること
- いつから勉強を始めたか
- どんな計画で勉強したか
当時の筆者の英語力について
英検準一級に向けて僕が勉強を始めたのは、準一級を取得した年の4月でした。
参考までに当時の僕の英語力をまとめました。
- 英検二級の一次試験合格、二次試験は僅かに合格点に届かず、二級不合格。
- 英検準二級は高校一年生の時に取得済み。
- 英単語は高校で使われていたシステム英単語の前半1200語を大体暗記。
- 文法、リスニング、ライティング、スピーキングについては、高校二年生までの内容を一通り履修済み。
大体上記の通りです。
英検準二級、英検二級と段々と英検取得することを目標に勉強していましたが、そこまでずば抜けて英語ができるというわけでもありませんでした。(これは今でもですが笑)
それではこれから、実際にどう勉強していったのか、書いていきたいと思います!
試験半年前 英検準一級に向けて勉強スタート!!
まずは4月頃、「いつ英検を受けるのか?」を決めることから始めました。具体的に「いつまで」という目標があった方が良いと思ったからです。結果的に、その年の第二回の試験を受けることに決めました。第二回なので一次試験(リーディング・リスニング・ライティング)は10月、二次試験(スピーキング)は11月頃でした。なので試験の半年前から勉強を始めたことになります。
最初に始めたのは英単語の勉強です。英検準一級は大学中級レベルと言われており、高校では習わない英単語も多く出題されます。英単語が分からないと、せっかくのリーディングやリスニングの勉強も、余計に難しく感じてしまいます。そこで、4月から試験本番の10月までの間、「英検準1級 出る順パス単」を毎日やり続けました。具体的な単語帳の使い方については、こちらの記事にまとめてあります。
試験4ヶ月前 英検二級の二次試験とTOEIC
英検準一級とは直接関係はありませんが、この時期に実際に自分がやっていた英語学習なので、一応書いておきます。
当時、英検二級の二次試験に一度落ちていたため、英検二級の面接練習も数ヶ月前から続けていました。具体的には、家庭教師の方と学校のALTの方にそれぞれ週に一度、一時間程度の面接対策をやって頂いていました。そして7月には、英検二級を取得することができました。
また、点数化して今の英語力を測ることの出来るTOEICに向けての勉強も、6月ごろまで行っていました。TOEICについては主に模擬テストをやっていました。教材によっては本番さながらに採点できるものもあり、実際に点数化することで、今の自分の実力を知ることができました。
英検二級の面接対策もTOEICの勉強も、直接英検準一級のスコアに影響があるわけではありませんが、基礎的なスピーキング力を高めたり、今の自分の英語力を確認するのに役立ったりするため、無駄になることはなかったと思います。
試験3ヶ月前 英検準一級の過去問を解いてみる
7月頃、英検二級が終わり、本格的に英検準一級の勉強を始めました。
まずは、英検準一級の一次試験の過去問を解いてみました。結果はリーディング・リスニングともに、60%台後半位の正答率でした。約70%が合格ラインとされているため、安全圏を目指して75%の正答率を確保することを目標に定めました。それから主にリーディング、リスニングについては、時間配分なども考えつつ解くようにしました。
3ヶ月から試験一週間前まで 英検準一級の模擬テストと過去問
テスト本番前までは、学校の定期試験と重なってできないときもありましたが、英検準一級の過去問三回分と模擬テスト三回分を週に一つずつ解きました、解いてから次のテストまでの間に見直しを行いました。見直しは間違えた問題をもう一度解くのに加え、『なぜ間違えたのか』や『何を覚えておかなければならないのか』をルーズリーフにまとめました。このように勉強を進めましたが、実際試験一ヶ月前までは伸び悩み、中々正答率が上がりませんでした。ですが試験直前にはリーディング、リスニングにおいて、正答率が70%を超えるようになってきていました。ちなみに直前まで、面接対策や英単語帳も継続して行っていました。
試験直前一週間 最後の追い込み
試験直前一週間になるころには、過去問や模擬テストは全て一通り解いて復習するところまで終わっていました。そこで最後の一週間は、今まで見直しをしてルーズリーフにまとめていたものをもう一度復習しました。このように直前一週間は自分が間違えた問題の復習と、以前から続けていた面接練習と英単語帳の確認を行いました。そして前日は普段よりも早く寝て、ついに英検当日を迎えました。
ついに英検当日!!
当日は早めに試験会場に行き、最後の勉強を行いました。当日の朝、試験会場に着くまでの移動時間は、英検準一級のリスニング音声を聞いていました。試験当日にリスニング音声を聞いておくことによって英語に慣れ、本番の英検のテストの際に自分の全力を発揮することができたと思います。そして、会場に着いてからは、英単語帳の見直しをしていました。今までやってきた勉強や英単語が身についていることが確認でき、自信を持って試験に臨むことができたと思います。
試験後、結果は…
後日、書類で合否判定が送られて来ますが、最短で結果を知りたい場合は、インターネットで結果を確認することができます。
具体的には下のような画面で、結果を確認することができます。
上の画像の通り、無事に合格していました。
英検準一級はリーディング、リスニング、スピーキング、ライティングがそれぞれ750点満点になっており、一次試験はリーディング、リスニング、ライティングの3項目で2250点満点中、1792点以上で合格となっています。また、二次試験については、スピーキング750点満点中、512点以上で合格となります。その為、英検準一級に受かるにはCSRスコアが最低でも2304以上でなければなりません。結果を確認する時には、4観点それぞれのスコアを確認することができるため、合格か不合格かだけでなく、自分の得意不得意を分析することもできます。
まとめ
以上が自分の大まかな英検準一級合格までの流れになります。合格率はあまり高くない資格かもしれませんが、取得出来れば役立つ事もあるかもしれません。実際、大学入試や大学入学後の単位の認定に使える大学もあります。このように勉強すれば合格するというわけではありませんが、高校卒業レベルの文法知識と、英検準一級の出る順パス単の単語知識があれば、合格も夢ではないと思います。認知度が高く、英語力のよい証明となる資格なので是非チャレンジしてみてください!
心配な方はまず、過去問を解いてみるのもアリ!
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