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糖尿病の原因とは?現役看護学生が分かりやすく解説!!(2)

健康
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皆さんこんにちは!このブログの運営主のmikanです!
前回の記事では糖尿病の原因・仕組みについてまとめました。まだご覧になっておられない方は、下記の記事をご覧になることをお勧めします。その方が、今回の記事をより楽しむことができると思います。

今回は前回書いた通り「甘いものの食べすぎとⅡ型糖尿病の2つのパターンの関係性」というテーマで書いていきたいと思います。

まずは本題に入る前に、少し前回の内容をまとめておきましょう。もし、覚えているから大丈夫だよというかたがいらっしゃいましたら、こちらまで飛ばしてみてください。

前回はB細胞という細胞がインスリンというホルモンを放出し、それを各器官の細胞の受容体というものが受け取ることによって血糖値を下げていること。糖尿病にはⅠ型糖尿病とⅡ型糖尿病があり、成人してから多くの人が悩むのはⅡ型糖尿病であるということ。さらに、Ⅱ型糖尿病には、体内の各器官や細胞の受容体がインスリンに反応できなくなってしまうパターンと、B細胞がインスリンを出さなくなってしまうパターンがあるということを書きました。

そこで、今回はその点を踏まえつつ、Ⅱ型糖尿病について考えて行きましょう。

何で甘いものを食べ過ぎると糖尿病になるの?

甘いものを食べ過ぎると体内の血糖値が高い状態がずっと続くことになります。そうすると、いくらインスリンを出し続けたり、受容体で受け取り続けたりして血糖値を下げようとしても血糖値が下がりません。そんな状態が続くと、段々とB細胞が麻痺してインスリンを放出しなくなったり、受容体が麻痺してインスリンを受け取らなくなったりして、血糖値が下がらなくなってしまいます。それがⅡ型糖尿病です。
人間の場合、何かに一生懸命取り組んだのに結果が出ないと、「もういいや!」ってなって投げ出してしまうことがありますよね。それと感覚的には似ているかもしれません。B細胞の場合いくらインスリンを出しても、受容体の場合いくらインスリンの指示通り働いても、血糖値が下がらないと、麻痺してインスリンを出すことや受け取ることをやめてしまうという感じですね。

甘いものを食べ過ぎると、なぜ糖尿病の危険性が高まると言われているのかが分かったでしょうか?
確かに甘いものを食べてると幸せな気分になりますし、ついつい食べちゃいますよね(笑)
甘いものを全く食べないようにというのもつまらないですし、かといって食べ過ぎると糖尿病のリスクが高まります。なので、甘いものは程よく食べて、上手く付き合っていくようにしたいですね~!

糖尿病の症状について気になる方はこちら↓

では、また~

まとめ・甘いものを食べ過ぎると糖尿病になるのは、体内の血糖値が高い状態がずっと続いて、B細胞が麻痺してインスリンを放出しなくなったり、受容体が麻痺してインスリンを受け取らなくなったりするから。

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